日本発達心理学会
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分科会・地区懇話会とは

 日本発達心理学会の特徴の一つに、会員の研究交流・情報交換の場を積極的に作り、それらを支援していくという姿勢があります。 広報委員会が担当しているニューズレターや研究情報ニュースの発行がその例です。
 当学会では広報委員会のニュースだけでなく、会員が自主的に運営する分科会と地区懇話会という組織があります。これらの会は1993年6月に設立されました。その経緯は発達心理学研究第4巻2号に掲載されています。現在は,12の分科会と6つの地区懇話会が登録されております。活動状況はこちらをご覧下さい。

1.分科会とは何か
 兵庫教育大で開催された第3回大会のアンケート結果などを基に、研究交流の活性化を期して設立されたものです。当初は分科会を学会の中のミニ学会と位置づけ、発達心をミニ学会の連合体と考える立場をとりました。分科会には2つのタイプ、つまりA.領域分科会とB.地区懇話会があります。
 領域分科会は、同じテーマに関心を持つ人たちが集まる分科会で全国規模です。地区懇話会は会員の居住地域で区分されており、研究領域は問いません。
 これらの分科会活動は広く会員に開かれており、独自の活動を行っています。たとえば、分科会単位では、学会からの補助金を受けとり(現在、年額3万円)、年次大会時に分科会企画のシンポジウム・ラウンドテーブル・分科会総会等を開いたり、学会のメディアを用いて情報を流したり、分科会の機関誌・年報・ニューズレターなどを発行したり、独自に会費を徴収することができる等が認められています(詳細は、発心研第3巻2号103-104頁)。

2.分科会、地区懇話会の活動の情報はどこで入手できるか
 研究情報ニュース・ニューズレター・日本発達心理学会のホームページが主な情報源です。その他、各分科会が独自に連絡網を作っています。各分科会には会長がおりますので、分科会の会長に連絡を取ってください。連絡先はこちらをご覧ください。

3.分科会・地区懇話会の実施する研究交流活動への補助
 分科会・地区懇話会が企画し実施するさまざまな研究交流活動に対しては、その必要経費の一部を補助する制度がございます。年間の活動と会の維持に対して支援を行う「活動費補助」とは異なり、具体的な企画をご申請いただいて、実際の経費の一部を補助するものです。詳細は募集要項をご覧下さい。

4.どうすれば分科会を作れるか
 会員が原則として自由に作ることができるのは、領域分科会です。30名程度の会員がいること、会則を定めて会長・幹事等の役員を選出することなどが必要です。設立のための下記の書類(分科会設立申請書)をダウンロードして「代表理事」宛の必要書類を作成し、「研究交流委員会委員長」に提出してください。理事会の議を経て設立が認められます。なお、不明な点、お問い合わせは、「研究交流委員会委員長」宛にお願いいたします。

5.休会・解散するときはどうするか
 分科会を休会するとき,あるいは,分科会が使命を終えて解散するときは、下記の「代表理事」宛の所定の書類(分科会休会届・分科会解散報告書)をダウンロードして、「研究交流委員会委員長」に提出して下さい。理事会の議を経て解散が認められます。