日本発達心理学会 第33回大会
日本発達心理学会 第33回大会

実施内容

 本大会では,全プログラムが昨年に続きWeb上で展開されます。対面で行われる大会の雰囲気を仮想空間につくり,活発な研究交流の場の造成を目指します。
 本大会の開催は,日本発達心理学会年次大会委員会(各種委員会企画等の編成など)と東京学芸大学大会委員会(大会運営など)による2つの委員会で進めていきます。
 本大会の実施内容には,大会委員会を含めた本会各種委員会等が企画するものと,関連団体または会員が企画するものがあります。次に,それぞれの概要と発表形態,参加方法などについて説明します。
 実際には,Zoom等の同時双方向的なやりとりが可能なツールを利用して動画・音声が配信されるプログラムと,Webブラウザ等を利用してストリーミングもしくはダウンロードで動画・音声・静止画が配信されるプログラムがあります。詳細は大会Webサイトにお示しいたします。

1.
【全てのプログラムの参加】 全ての参加者(演者,聴衆)は,Zoomがインストールされインターネット接続された各々のパソコン・スマホ・タブレット等(以下これらを総称して「パソコン」と呼びます)を使って,各々の場所で,自由に当該プログラムに参加します。
2.
【講演・企画シンポジウム等】 Zoomウェビナーにて,演者が講演を行い,演者以外の聴衆は各自のパソコンを使って当該プログラムに参加・視聴します。話題提供や指定討論の後の聴衆による質疑応答は,チャット機能などを活用して司会者が集約し,全体討論を行います。
3.
【自主企画シンポジウム・ラウンドテーブル等】 シンポジウム形式の発表で,国内外の演者が各々のパソコンを使って,各々の場所から話題提供や指定討論を行います。司会やファシリテーターなどの進行により,参加者(聴衆)も各自のパソコンから参加・視聴して,全体討論を行います。
4.
【研究発表】(昨年度までのポスター発表・口頭発表にあたるもの) 研究発表では,Webページ上にサムネイル(説明用のスライド1枚)を掲示していただきます。論文集の原稿にもリンクを貼ります。発表者は在席責任時間(60分程度)に,Zoomを使って,サムネイルや論文集原稿を見て訪れた参加者(聴衆)と個別に討論します。さらに本大会でも昨年と同様にフラッシュトークを導入します。フラッシュトークとは,発表者が発表内容の魅力をPRするために,Zoomの共有機能などを使って2分以内(厳守)でサムネイルスライド1枚を提示し,口頭で発表するものです(2分を超えた場合は強制的に終了となる予定です)。2時間のセッションの冒頭30分程度を用い,セッションを構成する最大12名程が順番にプレゼンします。参加者(聴衆)に各研究発表への興味や関心を持ってもらい,自らの研究発表へ誘い,そこでの議論をより豊かにするものです。参加者(聴衆)にとっても,当該セッションの全研究の概要を知ることが可能となり,より深く理解したい面白い研究発表に訪れるきっかけを得ることができます。
 座長の進行により,発表者は,〔フラッシュトーク(2分)〕→セッション内全員が終了後(30分程)→〔発表者個人の部屋(ブレイクアウトルーム)にて討論(30分)〕(聴衆は自由に各発表者の部屋を廻れる)→退室する。この際,発表者個人の部屋(ブレイクアウトルーム)では,例えばZoomの共有画面機能から,研究内容を発表者が発表用に作成した1枚のポスターとして掲示したり,スライドを何枚か提示して討論します。
  • 発表者個人の部屋(ブレイクアウトルーム)で使用するポスターやスライドなどの提出は必要ありません。
    (★発表論文集の原稿10/24提出サムネイル用のスライド1枚2022年1月31日に提出です★)

 これらのプログラムはいずれにおいても,参加者間の同時双方向的なやり取りを可能にするため,同時刻にWeb上に集まってインターネット接続され,各々のパソコンにインストールされたZoomを利用します。Zoomの管理運営(Zoomの設定は大会委員会がします)は,一部特別なプログラムを除き,原則として企画者や司会者,研究発表者が担います。これら各プログラムのより詳細な事項に関しては,大会Webサイトにお示します。