日本発達心理学会 第37回大会
  • 会期 2026年3月3日(火)~3月5日(木)
  • 会場 福岡国際会議場
日本発達心理学会 第37回大会
日本発達心理学会 第37回大会
日本発達心理学会 第37回大会
イラスト:クドウとモコ

日本発達心理学会 第37回大会

プレカンファレンス

日本発達心理学会・「教育・発達」心理資格連絡協議会共催公開シンポジウム

●テーマ

公認心理師における「教育・発達」的観点の意義と可能性
―その7:関係性で紡がれる子どもの育ち:現場における質的アプローチから―

●日時

2026年2月23日(月祝)13時―16時30分
(開場予定時刻:12時45分)

●会場

Zoomウェビナー

●共催

「教育・発達」心理資格連絡協議会、日本発達心理学会

●後援(予定)

日本公認心理師協会、公認心理師の会、日本心理学諸学会連合、公認心理師試験研修センター、日本質的心理学会

●資格更新ポイント等(申請中)

学校心理士、特別支援教育士の資格更新ポイント、⽇本公認⼼理師協会「認定専⾨公認⼼理師」認定にかかる「テーマ別研修」

●定員

500名

●参加費

無料(事前予約が必要)。
どなたでも参加出来ますが、日本発達心理学会会員の方は大会の参加登録をお願いします。

●予約方法

本プレカンファレンス専用の事前登録をお願いします。日本発達心理学会第37回大会の参加登録等とは独立に行う必要があります。

以下のバナーをクリックして、Zoomの事前登録サイトへ2月22日(日)までにアクセスし、必要事項を入力してご登録ください(※)。

なお事前登録サイトに示す各種注意事項を登録前に必ず確認し、ご了解の上、ご登録ください。定員に達すると期限前に受付終了することがありますので、ご注意ください。

登録完了後すぐ、入力したメールアドレス宛にZoomウェビナーのURLが配信されます。メールが不着ですと当然ながら本プレカンファレンスに参加できません。不着の場合、アドレス入力ミスや迷惑メール扱いなどがあり得ます。迷惑メールフォルダをご確認ください。問い合わせの際には、入力いただいた日時、アドレス、氏名等を明記の上、問い合わせ先までメールでご連絡ください。

●当日の利用方法

Zoomウェビナーを用います。事前登録後に配信されるメールに記載されたZoomのURLからパソコンのZoomアプリを利用して参加してください。Zoomのアカウントは必ずしも必要ありません(※)。

当日配布資料について

当日配布資料はGoogleドライブの共有機能を用いて配布します。事前登録後に配信されるメールにGoogleドライブのURLも記載されています。そのURLに2月16日(月)以降にアクセスしてください。PDFファイルをZipで圧縮した資料ファイルを掲示する予定です。資料の再配付やURLの公表はご遠慮ください。

当日の質疑について

当日の質疑については、ウェビナーのQ&A機能を用います(チャットではありません)。Q&Aに適宜、ご質問・コメント等をご記入ください(個人情報の書き込みはご遠慮ください)。なお、すべてのご質問・コメントにお答えすることは困難ですので、取捨選択させていただきますこと、ご了解ください。

当日の視聴について

スマホ、タブレットよりもできるだけパソコンで、かつZoomアプリを利用してのアクセスを推奨いたします(最新のZoomアプリをインストールしてください)。ただしパソコン等の性能、インターネット接続回線の不調等によっては、受講いただけない場合があります。機器や接続に関する技術的なお問い合わせには応じかねます。

また事前にZoomの使用方法やオンラインの環境設定について十分にご理解の上、ご参加いただきますようお願いします。なお、カメラ、マイクは原則として利用いたしません。

●問い合わせ先

  • シンポジウム当日の協議会事務局への問い合わせはお受けできません。

「教育・発達」心理資格連絡協議会事務局
「教育・発達」心理資格連絡協議会メールアドレス: office@kyouiku-hattatu.com
* メールアドレスの@マークを半角@に変えて送信願います。

●学べること

  1. 子どもに関する質的研究の動向の理解。
  2. 現場における子どもの、質的研究を通した新たな見方や理解をする方法。
  3. 子どもと他者の相互作用から生まれていく関係性の発達の理解。

プログラム

  • 協議会・協議会シンポジウム全体の趣旨説明:花熊暁先生(関西国際大学、「教育・発達」心理資格連絡協議会代表、特別支援教育士資格認定協会副理事長)(10分)
  • 司会・企画趣旨・ポイント取得説明:沖潮満里子(青山学院大学)(10分)

<話題提供>

  1. 見えづらい、家庭での親子のやりとりに迫る  その成果と臨床への応用可能性:坂上裕子(青山学院大学)(30分)
  2. 質的アプローチは「子どもの育ち」にいかに貢献しうるか:幼児・児童の書き言葉の探究から:松本博雄(香川大学)(30分)
  3. 学校におけるつながりの中で学び、育つ:一柳智紀(東京大学大学院)(30分)
  4. 子どもたちが共に生きる上で必要な理解(障害理解も含む)とは:黒住早紀子(駒澤大学)(30分)

休憩:フロアから質疑をQ&A機能で受け付けます(15分)

<指定討論>

  • 尾見康博(山梨大学、日本質的心理学会理事長)(15分)
  • 近藤清美(発達と子育ての相談室こころころ代表、日本臨床発達心理士会理事長)(10分)

<相互・全体討論>(25分)
<閉会・諸連絡(ポイント取得説明等)>(5分)


<総計210分>

<企画趣旨>

今を生きる子どもたちの育ちを支える環境として、家庭を土台に、保育や学校教育、発達支援や心理臨床といったさまざまな現場がある。それぞれの場において、子どもたちは教諭や保育士、指導員やセラピストなどの大人との関係性、また同じ場で過ごす子ども同士の関係性を日々構築しながら過ごしている。多層的に影響し合う関係性の中で、子どもたちは主体性や社会性、感情理解や自己調整力、さらには安心感やレジリエンスを育んでいる。こうした子どもの育ちのプロセスを丁寧に記述し、深く理解しようとする質的アプローチは、これまで現場における子どもの理解や支援に貢献してきた。本シンポジウムでは、家庭、保育、学校、特別支援教育などの現場における実践、いわゆる子どもの関わりをつぶさに見つめることで捉えられる「子どもの育ち」を軸に議論を展開していく。領域横断的な質的アプローチを通して、関係性の中で紡がれる子どもたちの育ちを、より多角的・立体的に、そして実感を伴いながら理解することを目指したい。子どもを目の前にする心理士にとって、現場をみる、現場を共にするとはどのようなことなのかも考えていきたい。

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